【以下を知りたい人におススメ】
- 具体的にきついことは?
- 働いてよかったことは?
【読むとどうなる?】
- ドライバーの辛さがわかる
- 入社すべき会社か判断できる
以下は5年間ドライバーを経験した私の感想。
- お金より休みが欲しい
- 40歳まで務める職場じゃない
正直、ヤマト運輸で働きたいって人の気持ちが理解できません。
あなたがこの記事を読むのは『ヤマト運輸で働きた気持ち』があるからではないですか?
でも悪いことは言いません。
本当にきつい仕事ですから、もう一度考え直してください。
ヤマトに入るのは一番最後でも遅くないですから。
ただしきついだけがドライバーの仕事ではありません。
今回はドライバー経験がある私が、『ヤマト運輸の仕事がきつい理由』+『良い点』を紹介します。
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クロネコヤマトがキツイ5つの理由
頼んだ荷物がなかなか来ない時、こんなこと考えてませんか?
- 早く来い
欲しいものが手元にないとイライラするのが人というもの。
荷物を頼んだ人は、1秒でも早く受け取りたいので、ドライバーの事情は考えません。
この状況での辛さを紹介します。
『7時出勤、23時退勤』の長すぎる就業時間【セブンイレブンかよ!】
あなたは以下の職場で働きたいでしょうか?
- 手取り30万円
- 21時退社が普通(配達時間の関係)
- 繁忙期は5時出勤24時退勤
- 昼休みなし
- サービス残業当たり前
手取り30万円は一見すると多く見えます。
ですが『昼休みほぼ無し』・『21時退社』を考えると、実は給料が少ないことに気付くはず。
夏・冬の繁忙期は更に過酷ですよ。
5時出勤しないと荷物の積み込みに時間がかかって、センターからの出発時間に間に合いません。
これがヤマト運輸の現場です。
『体力の限界、・膝・腰を壊す』トラック~玄関までダッシュ!
閑散期は150個、繁忙期は250~300個の荷物を配る。
なのでドライバーはダッシュできる体力が必須。
※常に4倍界王拳の状態。
中には30kgの米、洗濯機・便器といった大型家電の配達もあり、膝・腰の負担がヤバすぎ。
更にもっと辛いのが・・・。
- センター戻ったら2便・3便で荷物倍増
- 夕方~夜は再配達電話の嵐
本当に配っても配っても荷物が減りません。
10代・20代の若いドライバーならヘッチャラでしょうけど、40歳を過ぎたら無理。
膝・腰を悪くして辞めるベテランさんを何人も見てきました。
体力だって続きませんよ。
『わがまま客』に疲弊
あなたはヤマト運輸に対してこんなクレームを入れたことないでしょうか?
- 段ボール箱が潰れた(中身は無事)
- 柔軟剤のにおいがきつい
- 子供が寝てるからインターホン押すな
- これから出かけるから今すぐもってこい
- 階段を上る音がうるさい
上に挙げたのはドライバー時代に入ったクレーム。
汗臭くて文句言われるのに、柔軟剤のにおいにも、文句垂れる客がいるんです。
全力疾走で配達したのに「柔軟剤アレルギーが・・・」と反論する人は、置配指定すればいいだけの事。
自身は何も対策せず、文句ばかりいう客がいるから、ドライバーは疲弊します。
『誤配』は休日返上で始末書の処理
Aさん宅に配達する荷物を、間違ってBさん宅に配達してしまった!
私は『誤配』経験があります。
以下は誤配を起こしてからの流れ。
- 焦って配達している
- ちゃんと住所を確認せずに配達
- 受け取り主からサービスセンターにクレームが入る
- 仕事中に主管のお偉いさんからTELが来る
- 説教される
- 夜にミーティング
厄介なのが始末書の処理。
- 誤配した理由
- 誤配したとき考えていたこと
- 誤配しないための対策
運転中に書けませんから、休日に書くことになり、休みが潰れます。
自分のミスとはいえ、始末書で休日が潰れるのは嫌すぎでした。
『事故』起こしたらゴミ扱い+人格否定+給料ダウン
ヤマト運輸のドライバーが一番やってはいけないもは『交通事故』です。
事故を起こしたドライバーはお荷物扱いされ、主管で辛い講習を受けなければなりません。
- 主管に休日に呼び出される
- 支店長の前で社訓唱和
- 事故を起こした理由を聞かれる
- パワハラ以上の説教を受ける
- ボロクソ言われて立ち直れなくなる
「やっちまった!!」
これが入社半年の新人だった私が事故を起こしたときの感想。
駐車中のアメ車にバックで擦ってしまい、血の気が引いたのを思い出します。
※警察への電話+現場検証で配達時間が減り、お客さんに迷惑を掛けました。
もう一つ辛いのは、
- 給料が大幅に減らされる点(3万円以上は減ります)
配達報酬がもらえない間は『横乗り』と言われる配達補佐にまわされます。
更に事故を起こしたドライバーは、安全指導長の許可が下りないと、配達できません。
事故を起こすと『人格否定』+『パワハラ』のダブルパンチがあなたを待ち受けています。
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メチャクチャきついけど3つのいいことがある
ご覧の通りヤマト運輸の仕事はお勧めできません。
ですが、ドライバーだった私にとっては、いいこともありました。
続いてはきつい仕事の先にある良い点です。
ルーティンワークなので覚えれば楽できる
ヤマト運輸の仕事は基本的にルーティンワークです。
業務に慣れるペースは人それぞれですが、仕事を覚えたら速く配達できるし、途中で昼寝もできます(内緒)
以下は出勤から退社までの10項目。
- 出勤
- トラックへの荷物積み込み
- 朝礼
- 伝票チェック・代引き料金持ち出し
- 点呼センター出発
- 午前中は配達中心(※)
- 午後は集荷中心(※)
- 集荷物の発送と夜の配達(※)
- センター帰庫・伝票・領収書チェック
- 帰宅
(※)再配達の依頼あり
基本は上に挙げたイメージ。
毎日同じことの繰り返しなので、飽きるかもしれません。
ですが要領のいい人はすぐに仕事を覚えられます。
「ありがとう」の一言が何よりもうれしい
ドライバーにとって最高の癒しはお客さんの「ありがとう」。
お客さんにこんな声を掛けられます。
- 遅くまで大変ね
- 差し入れどうぞ
- いつもすみません
- お疲れ様・ご苦労様
- 頑張ってね!
また、運転中、子供が手を振ってくれるとテンション上がりますよ!
地域に根差した仕事をしてるって実感できます。
運送業界トップの待遇!給料・福利厚生が充実してる
- ヤマトグループの生命保険に安く入れる
- 扶養手当が多い(妻・子供2人で5万円)
- 年末のボーナスは70万円以上確実
家庭持ちのドライバーにとって扶養手当の厚さは、子供の将来設計をも可能にします。
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【まとめ】きついのはドライバーの仕事に慣れるまで
働いた経験から言うとヤマト運輸はクソ会社。
入社すべき会社ではありません。
- 労働時間が異常に長い
- 定年まで働ける環境じゃない
- ワガママな客が多い
- ドライバーへのいかれたペナルティ
あなたはこんな会社でずっと働きたいと思わないはず。
ですがいいこともあります。
- 仕事を覚えれば楽できる
- ありがとうって言ってもらえる
- 業界トップの好待遇
今回は元ドライバーの私が、ヤマト運輸で働いてリアルに感じたことを書きました。
『ヤマトのドライバーってキツイと聞くけど実際どうなの?』という方の参考になれば幸いです。
「クソできつい職場でも働きたい」という人だけ、応募してください。
ただし地獄を耐える覚悟がないと務まりませんよ!!
\覚悟がある人だけ見てね/
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