ヤマト運輸を辞めて福祉職に転職した私。
アナタも、私と同じようにヤマト運輸を抜け出したいと思ってませんか?
毎日朝早くから夜遅くまで死ぬ思い出働いて心も体もボロボロですよね。
だから、ドライバーなんか辞めて転職するのが、一番いい方法です。
しかし、本当に転職できるのか不安に思われている方も多いですよね。また、給料が下がる不安もあると思います。
そこで今回は、「典型的なヤマトドライバー」だった私が、ヤマト運輸を辞めて転職した私が感じた「転職のメリット・デメリット」。
更に、新しい仕事に就くまでに至った経緯を紹介します。
【この記事の結論】
ヤマト運輸を辞めた私は福祉職へと転職しました。
転職を成功させる秘訣は「自分にできる事を洗い出す」のが大きなポイントですが、給料が大幅にダウンするというデメリットがあります。
しかし、長期的に見たらヤマト運輸で「ドライバー」を続けるよりもメリットの方が大きいです。
【私の転職当時の状況】
- 年齢 40代
- 家族 有り
- うつ病経験有り→ 「うつ病のトラック運転手だったオレ」が家族との絆を取り戻した方法
- 特別なスキルなし
まずは、私がヤマト運輸から転職して感じたデメリットを紹介します。
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ヤマト運輸から転職したデメリット
ヤマト運輸を辞めて転職した際のデメリットを紹介します。
給料が下がった
クロネコヤマトのドライバー時代は35万円前後だった給料が、手取り24万前後に下がりました。
ボーナスが年2回あるとはいえ、毎月約9万円のダウンは家計の負担増です。
覚悟してましたが、ヤマト運輸の家族手当が大きかったことを実感させられました。
企業安定性が気になる
転職先は大手ではありませんが、それなりの規模を誇る社会福祉法人です。
ただ、ヤマト運輸と比較すると企業安定性にかけるので、多少の不安はあります。
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長期的に考えればデメリット無し
このように「給料ダウン」、「企業安定性」の2つのデメリットはありますが、どちらも自分の頑張り次第で変えられます。
スキルは後々の仕事に活用できる
デメリットは後々のメリットに変えられます。以下をご覧ください。
- 給料ダウン → 福祉の資格を取れば給料は上がる
- 企業安定性 → 福祉のスキルを身につけておけば、今後の転職に活かせる
確かに給料は減りましたが、ヤマト運輸より残業が少なく拘束時間が短いので、結果的にはほとんど変わっていません。
自分の努力ではどうにもならないように思われがちな企業安定性にしても、福祉のスキルを身につけて今後の転職に活かせます。
逆に、考えてみてください。
安定企業のヤマト運輸で20年、30年と働き続けたとしても、何か身に付きますか?
身に付くものなど何もないと私は断言します。
だから「料が減るんじゃないか?」、「安定性がーーー」なんて考えるより転職した方が、将来性が見込めるんです。
続いては辞めたメリットを紹介します。
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ヤマト運輸から転職したメリット
ヤマト運輸から転職したメリットは、「今まで憂うつだった毎日が一変して、楽しい生活を送れること」です。
それ以外にも多くのメリットがありますので、以下で詳しく説明します。
給料はほぼ変わらず家族と接する時間が増えた
家族に対しては、ヤマトにいたころは平日休みが多かったので、子供と遊ぶ時間も作れませんでした。
また、帰って寝る生活だったので、妻と会話はあっても「明日も仕事だ」と考えると満足な返事すら出来なかったです。
楽しい事があっても笑うことさえできない自分に気付いていながら、仕事を考えると作り笑いすら苦痛の毎日でした。
しかし、現在務めている会社は、定時に帰宅できることもあるので、昔のように会話をする時間が増え、ストレスがなくなったおかげで自然な笑顔が戻ってきました。
仕事帰りに家族と待ち合わせして外食を楽しむ余裕もあります。
休日手当てや残業代がしっかり出る会社に転職したましたが、デメリットに書いたとおり給料は減りました。
トータルでかなり下がりますが、体への負担が無いので自分にとってはよかったです。
頑張ったら給料に反映してくれるところもヤマトになかった良い点で、仕事のやる気が出ます。
子供と外出できるようになった
体調が悪くなってから、子供が大好きな電車を見に連れて行くのも面倒でした。
「お父さん。電車見に連れて行ってよ」と言われても「うるさい。あっちへ行ってろ」と突き放してしまうので、子供との距離はドンドン広がっていきます。
このままじゃいけないと分かっていても、殻に閉じこもっていくのを自分自身で感じました・・・。
ですが、体調が回復してからは、以前のように子供を連れて電車を見に行けるようになりました。
「お父さん今日は楽しかったよ。お父さんも楽しかった?」
子供が素直に心から喜んでいる姿を見ると、「ヤマトで働いていた自分は何だったのか・・・」と改めて考えさせられます。
福祉の求人を探す前に、「妻に転職したいと伝えました」。
最初は反対だった妻ですが、「すぐに新しい仕事に就くと約束するのであれば、クロネコヤマトを辞めてもよい」と言ってくれました。
土日、GW、お盆・お正月が休みになった
クロネコヤマトのサービスドライバーは、365日営業で完全シフト制でしたが、転職したおかげで土日とゴールデンウィーク、お盆とお正月は休みになりました。
今まで気付きませんでしたが、これって実は普通の事なんですよね。
規則正しい休みを取れるようになったおかげで体調も安定しています。
友人と交流する機会が増えた
友人と交流する機会が増えたのも大きなメリットです。
家族同様、休みが合わず疎遠になっていましたが、週末に予定を合わせて食事などを楽しむ時間を取り戻せました。
体調、家族との関係が改善された
- 笑わない
- 吐き気がする
- 大切な家族に当たる
- 毎朝仕事に行きたくない
- 適応障害にかかった(後述)
これらの症状がウソのようになくなりました。
お医者さんの言葉を信じて、本気で転職活動に励んだ結果が今です。
給料減でも福祉職員になりたかった理由
適応障害を克服するために、私はドライバーから退職し、現在は某障害者福祉施設の仕事に就いています。
- 「安定性を捨てたのか?」
- 「ドライバーを続けてきたのになぜ運送系の仕事に就かなかったんだ?」
確かにそう考えるのが普通です。でもそれ以上に自分の思いと、手に入れたいものがありました。
集荷先で働く障害者の方たち
「弱い立場の障がい者の人が自立できたらな~」
私の集荷先に障がい者の方を積極的に雇っている企業がありました。
従業員は挨拶してもぜんぜん返してくれない無愛想な人たちばかりで、集荷に行くのがイヤで仕方なかったです。
しかし、ある日から障がい者の方を社員として雇うようになり、私も集荷に行くと挨拶をしてコミュニケーションをとる仲良しになりました。
「こんにちは」
と屈託のない笑顔で挨拶をしてくれる障がい者の人たちに対し、
「早く仕事につけ」
と社員はイライラしながら仕事をさせています。
さびしそうな目をして私のそばから去っていく彼らを見るうちに、『弱い立場の人を笑顔にできる仕事に就きたい』と思うようになりました。
そして障害者福祉職員を目指すようになったのです。
【関連記事】>>「うつ病のトラック運転手だったオレ」が家族との絆を取り戻した方法
家族と毎日笑って暮らしたかった
「家族があってこその仕事だと気付いた・・・」
- 妻や子供と笑って生活したい
- もう一度気持ちに余裕が持てる仕事をしたい
この2つを実現するにはヤマト運輸を辞めて、土日休みの障害者福祉に転職するしかありませんでした。
時間に追われて「人を傷つけるほどの事故を起こすリスク」がある運送業には付かないと決めた。
なお、うつ病のこともあり、時間を有効に使うためハローワークには一切通わずに、以下の転職サービスを使用してヤマト運輸から抜け出しました。
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【関連記事】>>「ヤマト運輸を繁忙期に辞めたい」ボーナス翌日に退職する唯一の方法
目標は3ヶ月で結果を出す事
「もうこんな思いをしてドライバーを続けるのはイヤだ!何が何でも3ヶ月以内に転職してやる!」
そう自分に言い聞かせ、まずは第二志望の企業に応募。
こうすれば面接の練習になるし、不採用でもショックはありません。また、採用されたとしても辞退すれば良いだけの事。
面接時に面接官や企業の雰囲気が好印象なら働く選択肢もあります。
こうやって仕事をしながら福祉の求人に応募し続ける内に、面接を受ける力が身に付き第一志望の数社から内定を貰えました。
内定を貰ったのは「このままじゃダメだ。家族に迷惑をかけないようにしなければ」と決心してから3ヶ月目のことです。
適応障害になって「オレは何もできない」と悩んでいた時は本当にドン底でしたけど、「3ヶ月で辞める」と目標を持てば道は開けるものだと確信しました。
【関連記事】>>「ヤマト運輸が辞めさせてくれない」と嘆く20代SDに教える3つの秘策
転職活動で重要なのは多くの求人に応募して面接を受ける事。
「今仕事をしているんだから、収入が無くなる心配は無い」だから、面接の練習をさせてもらう気になって何十社も面接を受けるのがいいですよ。
と昔、ハローワークで教えてもらったのを思い出して福祉の求人に応募しまくりました。
その結果が現在です。
ヤマト運輸からの転職は何をアピールする?
運送系(ドライバー)から畑違いの福祉職に転職する場合の志望動機は?と疑問に思われるでしょう。
でも異業種であっても福祉への転職ならアピールポイントはかなり多いです。
体力とコミュニケーションをアピールせよ
ドライバーをしているアナタの日常に当てはめて、以下を考えてください。
- 時間指定を守って配達できるか?
- 猛暑日・氷点下の朝・夜に走り回って配達できるか?
- 理不尽な注文をつけるクレーマーの対応はできるか?
- 物販でトイレットペーパー・カーネーションは売った事があるか?
「もしかしてドライバーの日常業務を障害者福祉職のアピール素材に使えるんじゃないか?」
と気付いた私は、今までの事をまとめて以下をアピールポイントにしました。
- コミュニケーション能力がある事
- セールスドライバーとして営業をしてきた
- 体力がある事
- 大変な作業でもコツコツと続けられる事
- クレーマーのイレギュラーに対応できる事
それぞれポイントを変えてのアピール内容はこんな感じになります。
(まずは1番をアピール)
前職ではお客様を対象とした配送業務に携わっておりましたのでコミュニケーションに自信があります。
(続いて2番をアピール)
セールスドライバーの立場上、お客様へ商品の提案・販売も行っており、営業成績は○位で社内から高く評価された実績があります。
福祉の現場でも利用者様のご家族に、利用者様の今後について提案できると考えています。
(最後に3、4、5番をアピール)
また体力にも自信がありますし、大変な作業でもコツコツ続ける粘り強さと、トラブルの際にも臨機応変に対応できる能力があります。
この三段活用で面接は突破できます。
自己アピールは「オレは何もできない」と考えると、本当に何も浮かんできません。
しかし「オレがやってきた事を活かせる仕事はないだろうか?」とプラス思考で考えると、仕事内容が頭に浮かんできて、「できる事」が明確になります。
できないなら他人を頼れ
「それはアンタがたまたまできただけで、オレにできっこないだろ」って言うアナタ!
もちろんそうです。悩み続けて妻や友人に相談してやっと導き出した答えです。
しかしできないなら他人を頼ればいいし、できないって分かってるからこそ頼るべきです!
「誰を頼ればいいんだって?」
私が利用したDYMを頼ればいいんです。
私だって妻や友人に助けてもらいましたけど、最終的に結果まで導いてくれたのは転職エージェントですから。
【まとめ】ヤマト運輸は変わらない。でも自分は変われる
ドライバーを辞める前の私は、気持ちに余裕がまったくありませんでした。
しかし私は転職サービスを利用したおかげで、心の負担が無くなり、家族との絆を取り戻す事ができたのです。
- 家族と接する時間が増えた
- 土日祝日、GW、正月休み
- 友人との交流
- 適応障害の克服
- 家族との関係改善
ぜんぶヤマト運輸を辞めたから改善しました。
「会社を辞めたい」と思っているだけでは何も変わりません。辞めたいなら3ヶ月以内に転職すると決めて、今すぐ行動してください。
上で書きましたが、「ドライバーを辞めたいけど、できる事、やりたい事が見つからない」
というアナタは転職サイトに登録して自分にあった職を探してもらうのがオススメです。
なぜなら転職サイトのエージェントがアナタの強みを分析して、最適な転職先を見つけてくれるから。
転職が成功したら家族や友人との時間を取り戻せます。とにかく諦めずに行動して今の環境を変えましょう。
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