ヤマト運輸で仕事をするとブラックっぷりが良く分かるのですが、その原因はAmazonをはじめとしたネットショッピングの普及も関係があります。
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Amazonを配っているのはヤマトだけ
これが原因で荷物量が尋常じゃなく増えました。例え増えてもお客さんにきちんと配達できればいいのですが、8割が不在。
Amazonって確かに安くて便利なんですが、プライム会員以外は配達日時の指定ができないので必然的に「指定無し」の荷物が多くなるんですよね。
更にそういう人に限って配達に行っても不在がほとんど。
特に学生の場合は不在で何度も再配達をする羽目になるか、在宅だったとしてもクレジットカードを持っていないので、代引き処理で時間を取られるという悪循環に・・・。
もちろん荷物は一定期間で返品するのですが、配達する我々ドライバーには相当な負担が掛かっていて、休憩なんてまともに取れなくなりました。
でも会社には毎日1時間休憩したこにされてるんですけどね。
他にもゾゾタウンやショップリストなども利用者が爆発してAmazonと同じ状況を作り出しています。
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時間指定にも問題あり
ヤマト運輸の宅急便には時間指定サービスがあり、以下に分類されます。
- 午前中指定(8:00~12:00)
12時~14時- 14時~16時
- 16時~18時
- 18時~20時
- 20時~21時
このように午後からはほぼ2時間単位で区切られており、この時間内に配達できなければドライバーの評価が下げられるというシステムになっています。
これを見て何か気づいた方はいらっしゃいませんか?そうです。休憩時間がどこにも含まれていないのです。
本来休憩しなければならないお昼の「12時~13時の時間帯」は、12時~14時指定の荷物を配達する時間に当てられるため昼食を取る時間は無いにも関わらず、休憩したとされているんですね。
また午前中は8:00~12:00なので、当然朝はそれより前に出勤しなければ荷物の積み込みや準備などができないにも関わらず、会社は朝8:00~じゃないと出勤ができないシステムを作っています。
更に朝から夜まで指定に縛られたドライバーはクレームが出ないように、そして自分のために必死で車を運転して配達します。
時には焦りが生じてミスや事故を起こすドライバーをいますが、会社は「お前が悪い」としかいいません。
この状況では、いつ事故が起きてもおかしくないと分かっているはずなのに、すべて運転手側の責任にされる。
これは本当におかしい。
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ドライバーにすべての負担を強いるヤマト
宅急便の配達以外に集荷や営業などの顧客対応、更に集金などとにかくドライバーに負担を押し付けるヤマト運輸のやり方を目の当たりにすると、この会社がブラック企業以外の何者でも無いと感じます。
お客様対応をするはずのサービスセンターですら荷物の所在が分からなかったり、面倒な客対応などはすべて現場のドライバーに丸投げしてその後のサポートも無し。
いくら客商売の仕事とはいえ、このようなやり方では我々現場の人間の負担が増すばかりです。
なんだか愚痴っぽくなってしまいましたが、これがクロネコヤマトの現状です。