これは30代の頃に勤めていたブラック企業(建設業)の社長の特徴について書いた記事。
アナタはブラック企業の社長ってどんな人か想像できますか?
「ブラック企業 = 労働時間が長い」という情報は多いですが、どんな人物がどんな経営をしているのか?を知っている人は少ないです。
という事で今回は、30代の私が働いていたブラック企業(建設業)でのエピソードと一緒に、社長の特徴を紹介します。
【この記事の結論】
ブラック企業の社長の特徴は『モラハラ気質のジャイアン』で、社員のアナタは『のび太』です。
ジャイアンにとってのび太は何でも言うことを聞く道具に過ぎません。
もし逆らったら「社員(のび太)のクセに生意気だー!」と社長(ジャイアン)はキレて大暴れ。
しかし、のび太には『ドラえもん』という救世主がいるのを知ってますよね?
ドラえもんの力を借りれば、アナタはブラック企業の社長(ジャイアン)から逃げられます。
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結論が分かったところで「ジャイアン」と「モラルハラスメント」をする社長の関係を詳しく見ていきます。
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ブラック企業の社長の特徴
ブラック企業の経営者が社員に対してどんな感情を持っているのか?を紹介します。
【特徴の要約】
- ジャイアン
- モラハラ
- こだわりが強い
- 社員を家畜だと思っている
ジャイアンと同じ思想
「お前のモノはオレのモノ。オレのモノはオレのモノ」
アナタは、今あげたセリフを知ってますか?そうです。ジャイアンの有名なセリフです。
実はブラック企業の社長もジャイアント同じ思想の持ち主なのです。
- 社員は単なる道具→『のび太は道具』
- 社員を大事にしない→『のび太の道具をすぐ壊す』
- 社員が心の不調を訴える→『壊れても知らない振りして使う』
- 社員が辞めたいという→『もっと遊ばせろとのび太を帰さない』
「お前のモノはオレのモノ。オレのモノはオレのモノ」が口癖のジャイアンですけど、本当は『仲間思いの良いヤツ』っていうのはアナタも知ってますよね?
しかし、ブラック企業の社長は『ジャイアンの悪い性格だけ』強調されているのが特徴。
もし、歯向かったらのび太のように殴られてボコボコにされます。
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モラハラ社長
「ブラック企業はモラハラ社長ばかり」
モラハラ(モラルハラスメント)とは自分が世の中で最高の人間だと思っている障害の一種(自己愛性パーソナリティの別名)で、以下の特徴を持っています。
【特徴の要約】
- 「オレの考えが一番正しい」
- 「違反を指摘されても完全無視」
- 「優れていると誰かに認めてもらいたい」
- 「どんな優秀な意見を出しても理由をつけて却下される」
- 「のび太のように弱気な人には高圧的な態度」
- 「母ちゃんのような強気な人には口出しできない」
要するにこれらの感覚が大きくなりすぎたのが、ブラック企業の社長の特徴。
例え業務改善命令が下っても、「そんなものはオレには関係ない。オレのやり方についてこれない社員が悪いんだ!」という考えしかもってないので話になりません。
普通の人は「こんなやり方おかしい」と思うことも、モラハラの被害を受けると、異常と正常の区別すらつかなくなるのが大きな特徴。
更に暴言や罵声を浴びせ続け、社員を徐々にマインドコントロールしていきます。
また、A案を却下されて新たにB案を出しても、結局理由をつけて却下される。
つまりどんなに優秀な意見を出しても、「お前は何もわかってない」と足蹴にされるのが特徴。
マインドコントロールされた社員は、抵抗する気力をなくして、身も心もボロボロになるまで追い詰められいきます。
だからブラック企業で一度働くと抜け出せません。
ヤマト運輸で働いていた当時の私は、家族に当り散らすほど精神的に追い詰められました。
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こだわりが強い
「仕事と関係ないどうでもいいことにこだわる」
- パソコンは白で統一しろ
- オレが考えた社訓を唱和しろ
- 車のナンバーは「8」じゃなきゃダメ
一般人からしたら「どうでもいい事」に一々こだわるのもブラック企業の社長の特徴。
「白は運気が上がるし、8は末広がりだから縁起がいい」など、利益にまったく結びつかないことを社員に強要し、自己満足を得ようとします。
音痴なクセにリサイタルを強要。
ダサい衣装で着飾り、ヒドイ歌声でのび太たちを苦しめて、自己満足に浸るジャイアンそのものです。
社員(のび太)は家畜・駒
「社員は都合よく使える『家畜』か『駒』と思ってる」
説明した通りブラック企業はモラハラ気質な社長が多い故に、一生懸命働く社員に感謝の気持ちは一切なく、「自由にコントロールできる家畜」くらいしか考えていません。
だから、
- 長時間労働
- 安月給
- 残業代未払い
- 怒鳴る
- 文句ばかり言って社員のやる気を奪う
こんなの当たり前。
そして馬車馬のごとく働かせて、使えなくなったらボロ雑巾のように捨てるだけ。
のび太を殴り、ドラえもんに借りた道具を横取りして、道具が壊れたら捨てるジャイアンそのものです。
家族がいる方は、アナタ自身の身に万が一のことがあったら、残された家族がどうなるか当然考えてますよね?
今ならまだ充分間に合います。
身も心もボロボロにされて、過労死する前にブラック企業を辞めてください。
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ブラック企業でのエピソード
30代の頃、私が働いていたブラック企業のエピソードを紹介します。
- 私の役目 建築業の事務兼SE
- 従業員数 7名
- 就業時間 9:00~18:00
建築業の仕事をしていた時のエピソードをまとめました。
【エピソードの要約】
- 遅刻したら定時分の仕事をしろと怒鳴られた
- ライターを投げつけられた
- 専属の占い師がいる
- クセのある客は社員に対応させる
仕事が終わっても帰らせてくれない
出勤途中に車がパンクし、定時の8:30に間に合わないので9:30に出勤すると連絡したある日のこと。
いつもどおり仕事をこなして定時の18:00になったので、パソコンの電源を落として席を立ち「お先に失礼します」と一礼して帰宅しようとした瞬間。
「オイ!○○!!お前、定時で帰れると思ってるのか?遅刻した分、残業しろ!」
と怒鳴られました。
「え!?仕事終わらせたのに帰らせてくれないの?」と心の中に「?マーク」が浮かびましたが、社長の怒り狂った顔を前にした私は、社長が怖くて何も反論できません。
再びパソコンの電源を入れて1時間働いて帰りましたが、残業代は出ませんでした・・・。
ライターを投げつけられた社員
帰社した50代の営業社員(佐藤さん仮名)に、ライターを力いっぱい投げつけ怒鳴る社長。
「オイ!佐藤!!お前オレが仕事してんのに、椅子に座りやがって!何考えてんだ!まずはコーヒー入れるのが当たり前だろ!」
ビックリして椅子からすぐ立ち上がり、給湯室に向かいコーヒーを用意して社長のデスクに音を立てずにそっと置く佐藤さん。
しかし、社長は佐藤さんに目を合わせようとせず、明らかに怒っている雰囲気を出しており、佐藤さんは完全にビビっています。
その後佐藤さんは帰ることができず、再び仕事をやる羽目に・・・。
佐藤さんは人当たりが良くとても穏やかな方で、社長のいう事を何でも聞く典型的なYESマン。
YESマンの佐藤さんがモラハラ社長のターゲットにされた瞬間でした。
専属の占い師がいる
「お前の運勢も占ってもらえ」
働いていた職場に贔屓(ひいき)にしている占師を呼んで月一で社員を占わせる社長と社長夫人。
(どうやら占師と家族ぐるみの付き合いがあるようです)
当時、新人だった私は占いなんて信じてないし興味もない。そしてなにより仕事を覚えなきゃいけない新人なのに、「よく当たるから」と無理やり占わされました。
- 今悩んでいることは?
- お子さんは習い事してる?
- 将来の不安は?
「こんなの占師がよく聞く事じゃねーかよ」と内心呆れながら適当に答えてたらいつの間にか占い終了・・・。
しかし「な?よく当たるだろう?」と社長は社員を占ってもらったことに満足して笑顔を浮かべていますが、全然当たってません。
早く仕事しないと文句を言う社長に、「自分の都合で社員を振り回さないでくれ」と言いたくなりました。
面倒事は社員に丸投げ
「オレは忙しいから、代わりにお前が謝りに行け!」
要するに、母ちゃんにしかられたくないからといって、のび太に店番させるジャイアンと一緒です。
社長は、
- クレーマー
- 理論的な事をいう客
- 高圧的な態度の得意先
など「母ちゃん(社長より強い立場の相手)」からクレームが入ると、必ず社員を呼び出して「お前が謝罪に行け」と命令します。
反論できないので社長に変わり謝罪に行ったら「どうして社長じゃなくて社員が来るんだ!」と余計怒られ、あまりの恐ろしさに過呼吸になりかけた私。
面倒な客から社長宛にクレームの電話が入るたびに、社員を呼び出して「お前が行け!」と謝罪に行かせる社長を何度恨んだか分かりません。
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【まとめ】ブラック企業の社長は『ダメなジャイアン』
最後にブラック企業の社長に関する記事のまとめです。
【ブラック企業の社長の特徴】
- ジャイアン
- モラハラ人間が多く社員を家畜扱い
- こだわりが強い
【ブラック企業エピソード】
- 仕事が終わっても帰らせてくれない
- ライターを投げつけられた
- 専属の占師の話
- 面倒事は社員に丸投げ
いかがでしたか?
ご覧の通りブラック企業の社長は、何を言っても話が通じない『ダメなジャイアン』そのものです。
アナタがいくら頑張って仕事をしても褒めてくれませんし給料も上げてくれません。
褒めない・給料を上げない理由は『モラハラ気質』だから。
要するにモラハラ気質の社長は、社員を都合よく使える家畜・駒としか考えてません。
アナタは『ダメなのび太扱い』されてまで仕事を続けたいですか?
絶対イヤですよね?
だったらドラえもんの力を借りて『明るい未来』のためにブラック企業を辞める準備をしましょう。
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これで明るい未来は開けます。
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